この記事では賃貸マンションの内覧の際、特に設備について確認したいポイントについて解説いたします。
賃貸マンションの部屋の設備の老朽具合は内覧で必ず状態を確認
部屋の間取りなどと同じく賃貸マンションの部屋選びでは設備の古さは、実際に暮らした時の快適さが大きく変わります。
設備に関しては間取りや家賃に比べて、あまり意識が向かないのも確かです。見落としがちになってしまうので、注意を忘れずに。
マンションの設備は、住人全体で使う共有設備と各部屋の専有設備があり、古さや設備の充実度合いが意外に生活にも関わってきます。
賃貸マンションの共有設備は、主に廊下やエントランス、生活用の水をためる貯水タンクなどのことです。
賃貸マンションの部屋の占有設備で確認すべきポイント
次に借りたい部屋の設備で確認するべきポイントです。
カビがすぐ生える?湿気の多さは要注意!
日本は2ヶ月ほど続く梅雨の影響もあり夏は特に湿度が高くなるため、部屋自体が湿度が高い部屋はカビに悩むことになるかもしれません。
カビが生えにくい部屋の条件は風通しが良いことが1番です。換気扇や換気口、窓から風がしっかり入ってくる部屋です。
逆にカビが生えやすい部屋は換気扇がない、窓から風が入らない部屋です。
カビが発生しやすい部屋かどうかを確認するには、いくつか見るべきポイントがあります。
- サッシの横や窓のフチの木材が変色していないか
- 窓に結露の跡がないか
- 収納や浴室から普段はしない匂いがしないか
- 壁紙や床の一部に黒いシミや剥がれがないか
もし窓の近くや床、壁紙の一部が変色していたら、カビが生えやすい部屋かもしれません。
カビが発生しやすいと掃除が大変、健康に影響が出るなど日々の生活にも強く関係してきます。
古い物件は要注意。排水パイプの詰まり
目には見えませんが、水廻りのパイプの詰まりやすさもチェックする必要があります。特に古い家は水道のパイプの老朽流れが悪く、異臭が発生しやすくなります。
同時にパイプが老朽化していると壊れやすかったり、詰掃除も業者に掃除や修理を依頼するなど面倒も多くなります。
建ててから年数が経っているマンションはパイプの交換時期や実際に内覧時に流れが悪くなっていないか、などを確認しておきましょう。