日本ではゴミの分別が細かく、さらに地域によってルールも異なるためゴミを捨てるのが難しいと感じる人が多いようです。
日本のゴミ分別はゴミの種類によって細かいルールがあり、家電や家具など大きなゴミ(粗大ゴミ)も一般ゴミとは別に捨て方のルールがあります。
この記事ではスマートリロケートがある千葉県浦安市を例に、家電や家具など大きいサイズの「粗大ゴミ」の捨て方についてご紹介します。
知らないで家具や家電を一般ゴミに捨てると、ルール違反になってしまうので、ぜひ日本での生活の参考にしてみてください。
日本で粗大ゴミになる物とは?
粗大ゴミに分類されるのは、
- 家庭から出るゴミで一辺の長さが50cm以上200cm以下
- 幅×高さ×奥行きが2万立方センチメートルを超える物
引っ越しや大掃除などで家具や家電を捨てる場合には、粗大ゴミとして捨てます。
粗大ゴミは一般ゴミで捨てても回収できない物品も多く、一般ゴミに捨てると回収できずゴミの回収場所へ放置されてしまいます。
粗大ゴミを一般ゴミに捨てることはルール違反ですので、注意しましょう。
粗大ゴミの回収の費用の目安
日本では粗大ゴミを捨てるには、回収の手数料が必要です。
家具・家電の手数料の目安は以下の通りです。
- テーブル:520円~
- 衣装ケースや椅子:各520円~
- ベッドフレーム、マットレス(セミダブル・ダブル):各2080円~
- 炊飯器:520円
- 掃除機:520円
粗大ゴミの手数料は捨てる物によって決められた金額の「粗大ゴミ処理券」を購入する必要があります。
浦安市では粗大ゴミ処理券は520円の1種類で、主に市役所やコンビニで購入することができます。
粗大ゴミとして回収できないもの
粗大ゴミとして収集できないものについてもご紹介します。
処理が難しいものや危険なもの
捨てる処理が難しい物は粗大ゴミとして捨てることはできません。
多くの場合は購入したお店で廃棄については相談できます。
- ミニバイク
- ガスボンベ
- 有害な薬品
- 消火器
- ガソリン
- シンナー
- 金庫
- ピアノ
- バッテリー
家電リサイクル法で指定されている大型家電
日本では家電リサイクル法によって以下の大型家電を粗大ゴミとして捨てることはできません。
- 冷蔵庫
- エアコン
- テレビ
- 洗濯機
- 衣料用乾燥機
大型家電を捨てる場合は、購入したお店で回収を依頼するのが簡単な方法です。
日本での粗大ゴミを出す手順
浦安市では粗大ゴミを出すには、事前にインターネットか電話であらかじめ申し込みをします。インターネットでは24時間365日いつでも申し込みができます。
電話での受付は月曜から土曜日までの9時から17時まで、電話では住所・氏名・電話番号・粗大ゴミの種類と個数を伝えます。
浦安市の場合は1つの世帯で一度に回収できるのは5個まで、収集日は7日後以降になります。
回収を申し込むと粗大ゴミの回収にかかる手数料の連絡がありますので、必要な粗大ゴミ処理手数料券を金額分購入しておきます。
回収日の当日は、粗大ゴミに粗大ゴミ処理手数料券を貼って収集日に家の前、もしくはいつもゴミを出している場所へ運びます。
粗大ゴミを出すときには、以下のことに注意点しましょう。
- 粗大ゴミ処理手数料券に受付番号または自分の氏名を記入する
- 品物は1つずつ見えるところに貼り付ける
- 受付センターでお知らせした収集日の午前8時までに指定場所へ持っていく
- 粗大ゴミの収集が終わるまで購入者控(領収書)を保管する
粗大ゴミは自ら処理施設に持ち込みをすることも可能です。持ち込みの場合は10㎏ごとに手数料が220円かかります。
粗大ゴミを持ち込んで処理する場合は、受付時間などに注意しましょう。
粗大ごみは捨てるだけでなく、まだ使えるものであればメルカリといった日本の個人間販売ができるアプリを利用して欲しい人に売る事もできます。
日本へのお引っ越し、生活サポートはスマートリロケートへ
国外から日本へのお引っ越しや生活サポートは、「スマートリロケート」へお任せください。
物件探しから日本への引っ越し手続き、移住後の生活のお手伝いなど幅広いサービスを提供しています。
詳しいサポートについてはこちら:スマートリロケートのサービス
メールでのご相談はこちら:
もしくはサイト右側の「Line」ボタンよりチャットサービス「Line」でのやり取りが可能です。
日本語、英語に対応しています。