日本ではゴミの分別が細かく、さらに地域によってルールも異なるためゴミを捨てるのが難しいと感じる人が多いようです。
日本のゴミ分別はゴミの種類によって細かいルールがあり、家電や家具など大きなゴミ(粗大ゴミ)も一般ゴミとは別に捨て方のルールがあります。
この記事ではスマートリロケートがある千葉県千葉市を例に、家電や家具など大きいサイズの「粗大ゴミ」の捨て方についてご紹介します。
知らないで家具や家電を一般ゴミに捨てると、ルール違反になってしまうので、ぜひ日本での生活の参考にしてみてください。
日本で粗大ゴミになる物とは?
千葉市で粗大ゴミに分類されるのは、千葉市指定のごみ袋に入れ、口が結べないものや、口が結べるがはみ出してしまうごみです。
引っ越しや大掃除などで家具や家電を捨てる場合には、粗大ゴミとして捨てます。
粗大ゴミは一般ゴミで捨てても回収できない物品も多く、一般ゴミに捨てると回収できずゴミの回収場所へ放置されてしまいます。
粗大ゴミを一般ゴミに捨てることはルール違反ですので、注意しましょう。
粗大ゴミの回収の費用の目安
日本では粗大ゴミを捨てるには、回収の手数料が必要です。
家具・家電の手数料の目安は以下の通りです。
- テーブル:390円~
- 衣装ケースや椅子:各390円~
- マットレス(スプリングが入っていないもの):25kg未満780円
- 炊飯器:390円
- じゅうたん:3畳超 780円
粗大ゴミの手数料は捨てる物によって決められた金額の「粗大ゴミ処理券」を購入する必要があります。
千葉市で主に市役所やコンビニで購入することができます。
粗大ゴミとして回収できないもの
粗大ゴミとして収集できないものについてもご紹介します。
処理が難しいものや危険なもの
捨てる処理が難しい物は粗大ゴミとして捨てることはできません。
多くの場合は購入したお店で廃棄については相談できます。
- ミニバイク
- ガスボンベ
- 有害な薬品
- 消火器
- ガソリン
- シンナー
- 金庫
- ピアノ
- バッテリー
家電リサイクル法で指定されている大型家電
日本では家電リサイクル法によって以下の大型家電を粗大ゴミとして捨てることはできません。
- 冷蔵庫
- エアコン
- テレビ
- 洗濯機
- 衣料用乾燥機
大型家電を捨てる場合は、購入したお店で回収を依頼するのが簡単な方法です。
日本での粗大ゴミを出す手順
千葉市では粗大ごみの収集申込み方法について、「電話受付」「インターネット受付」のほかに、新たにLINEアプリ内での受付が令和5年9月13より利用できるようになりました。また粗大ごみ手数料が電子決済での支払いが可能です。
受付では住所・氏名・電話番号・粗大ゴミの種類と個数を伝えます。
千葉市の場合は一度の収集で申し込める粗大ごみは合計10個までになります。
回収を申し込むと粗大ゴミの回収にかかる手数料の連絡がありますので、必要な粗大ゴミ処理手数料券を金額分購入しておきます。
回収日の当日は、粗大ゴミに粗大ゴミ処理手数料券を貼って収集日に家の前、もしくはいつもゴミを出している場所へ運びます。
粗大ゴミを出すときには、以下のことに注意点しましょう。
- 粗大ゴミ処理手数料券に受付番号または自分の氏名を記入する
- 品物は1つずつ見えるところに貼り付ける
- 受付センターでお知らせした収集日の午前8時までに指定場所へ持っていく
- 粗大ゴミの収集が終わるまで購入者控(領収書)を保管する
粗大ゴミは自ら処理施設に持ち込みをすることも可能ですが、受付時間などに注意しましょう。
粗大ごみは捨てるだけでなく、まだ使えるものであればメルカリといった日本の個人間販売ができるアプリを利用して欲しい人に売る事もできます。
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